女優でモデルの清水富美加が芸能界を引退し、「千眼美子(せんげん よしこ)」の法名で幸福の科学に出家するということで大きな話題になっている。
清水富美加といえばモデルとして活躍した後、女優として多くの作品に出演し近年ではバラエティ番組・CMと活躍しているマルチなタレントである。
2017年にも出演する映画やドラマがあり、突然の引退宣言に業界も混乱しているようだ。
引退宣言したのはいつ?
彼女が引退するまでに何があったのか時系列で説明していきたい。
まずこの騒動を匂わせるアクションがあったのが、2017年2月11日の清水富美加本人のツイートである。
ツイートの内容は
- 新しいアカウントを作ったこと
- このアカウントは消される可能性があること
- 来週ある「宣言」をすること
この意味深なツイートにファンの間では引退宣言か?事務所から独立するのか?などの憶測が飛び交った。
新しいアカウントでは清水富美加本人であることを強調し、彼女が自分で撮影したと思われる写真画像もアップされているのである。
その翌日に事態が急変しているのである。
宗教団体「幸福の科学」が記者会見を開き、清水富美加の芸能界引退、および幸福の科学へ出家することを公表したのである。
また同時に清水富美加直筆の文章も公表された。
元々清水富美加は幼少時代から熱心な信者だったと言い、「清水富美加の可能性~守護霊インタビュー~」と題して本まで出版されているのである。
そこで「千眼美子(せんげん よしこ)」という法名が与えられたことも公表されている。
事務所側は「事実と異なる」などと発表し、今後損害賠償を請求する可能性もあるようだ。
[sb name="adsense0"]
引退・出家の理由は?
マルチなタレントとして、また女優としてテレビで見る機会が非常に多かった清水富美加。
彼女が引退を決意したのはどういった理由だったのだろうか?
そのほとんどの理由が事務所に対しての”不満”である。
幸福の科学の説明によると、スカウトされ現在の事務所に入ったが、売り込みの営業などはほとんど行われず、ドラマ出演のオーディションに自分で応募して仕事を増やしていったのだ。
また当初は歩合制だったものの、仕事が増え売れっ子になると事務所は月給制に切り替え、
1か月朝から晩まで休み無しで働いて月給5万円だったという。
さらに、水着などの仕事は「性的対象として見られるのが嫌だ」という理由で断っていたのだが、事務所側から無理やり仕事を入れられ「もう決まっている」と逃れられない状況になっていたようだ。
これだけ聞くと、清水富美加の事務所がかなりのブラック企業ということになってしまうが、実際はどうなのだろうか?
これに対し事務所側は
「仕事の内容、仕事量に見合う適切な報酬を支払ってきた」
と主張しているが、月給5万円が本当ならば”適切な報酬”なのだろうか。
こういったことが重なり、家族や友人に「死にたい」と週に一回は漏らすようになっていたという。
父親からは
「そんなに言われると、本当に死んでしまいそうだからもう言うな」
と言われ、それも心に押し込めるようになった。
心身ともに疲れ果てたことで、医師からは
「生命の危険がある。少なくとも半年は今の仕事をしないように」
と診断を受けたという。
その結果自身のストレスのはけ口を失い、事務所への反乱も込みでの引退宣言であったのかもしれない。
[sb name="adsense2"]
今後の活動は?
芸能界の引退を宣言している清水富美加。
今後の活動について調べてみると、宗教家・千眼美子(せんげん よしこ)」として活動をしていくという。
気が早いメディアでは今後出馬の可能性もあるのでは?という報道もあるが、まずは体調の回復を優先させるのであろう。
このようなツイートをしている辺り、事務所側とは対立していくことになりそうである。
ただ芸能界への復帰は考えていないのではないだろうか。
これだけのご法度を犯したことで、戻ってこれるとも思わないが。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント