小説家の古川真人(ふるかわまこと)さんの「四時過ぎの船」が芥川賞の候補に選ばれたということで話題になっています。
古川真人さんとはどういった人物なのかご存じない方も多いと思います。
ここでは古川真人さんについて様々な視点から書いていきたいと思います。
古川真人のプロフィール
出典:http://flash-blue.com/furukawa-akutagawa/
【名前】:古川真人(ふるかわまこと)
【出身】:福岡県福岡市
【在住】:神奈川県横浜市
【生年月日】:1988年7月29日
【星座】:しし座
【年齢】:28歳(2017年7月現在)
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古川真人の経歴
出典:http://www.yomiuri.co.jp/life/book/news
福岡県福岡市で生まれ育った古川真人さんは、小さい頃から周囲に親戚が多くいたこともあり、付き合いが濃くおじいちゃんやおばあちゃんとよく遊んでいたそうです。
中学時代の古川さんは人と話すことが苦手なシャイな面があって、飲食店などのお店に行っても自分で注文が言えないほどだったそうです。
そんな古川真人さんが文学の世界を意識したのは、中学3年生の時に三島由紀夫さんの「仮面の告白」を読んだことがきっかけだったそうです。
その後高校大学と進学した古川真人さんは、大学を中退することになります。
大学には4年間いたそうですが、3年生に進級できなかったそうで、自身のことを
「学力がまったくなく研究会に力を注ぎすぎた」
と語っています。
大学をやめた後は、6年間ひたすら寝転がっている毎日だったそうです。
これっておそらく引きこもりというやつではないかと思います。
そこから古川真人さんの小説家人生が始まるのでした。
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高校や大学は?
出典:http://www.shinchosha.co.jp/shincho
古川真人さんが中退した大学は「國學院大学」でした。
文学部でしたが、先程も書いた通り3年生に進級できず退学しています。
高校についてですが古川真人さんが通っていた高校は「第一薬科大学付属高等学校」です。
同校のホームページに
「本校卒業生の古川真人さん」
と記載してあるので間違いないです。
受賞歴
今回芥川賞の候補に選ばれた古川真人さんですが、過去の受賞歴も気になるところですよね。
調べたところ古川真人さんは2016年に「縫わんばならん」で「新潮新人賞」を受賞しています。
受賞歴はこれだけですが、まだまだ新人の小説家だということを考えると、十分ではないでしょうか。
今回芥川賞を受賞すれば2個目の受賞となりますが、世の中の注目度が断然高い芥川賞だけに一気に有名作家になると思います。
過去にも芥川賞候補に
古川真人さんは2016年にも芥川賞の候補に選出されています。
残念ながら受賞はなりませんでしたが、デビュー作品が芥川賞の候補に選出されたことで大きな注目を集めたのは間違いないです。
この時に芥川賞に輝いたのは山下澄人さんの「しんせかい」でした。
おすすめ作品
出典:https://twitter.com
彼のおすすめ作品ですが、発表している作品が「縫わんばならん」と「四時過ぎの船」の2作品のみなんです。
発表した2作品とも芥川賞の候補に選ばれるなんて、すごい才能をもった作家さんなのは間違いないですよね。
出典:http://taroutojiroutosaburou.hatenablog.com
ちなみにデビュー作品の「縫わんばならん」は文庫本として発売されています。
今回芥川賞の候補に選ばれた「四時過ぎの船」は2017年7月31日発売予定です。
気になる方はぜひ両作品ともチェックしてみて下さい。
結婚してる?
28歳と作家の中ではかなりの若手である古川真人さん。
結婚しているのか調べてみたところ、古川さんが結婚したという情報はありませんでした。
ただ作家さんのプライベートって有名になってもなかなか明かされない場合が多いので、もしかしたら結婚している可能性もありそうです。
もし古川さんが芥川賞を受賞したら大きなニュースになり、結婚しているかどうかも分かるのではないでしょうか?
ネット上の評判
https://twitter.com/chiffon_06/status/886074404228128768
芥川賞候補作 古川真人著「四時過ぎの船」新潮6月号読了。痴呆を患った祖母のメモを巡り、数ヶ月後の孫の心理を描く。細かい描き方が見られる。
— matsudaj (@matsudajn) July 13, 2017
古川真人「四時過ぎの船」(新潮6月号)読みました。私は好きです。方言と、定まらない語りのような文章が絶妙なバランス。ふたつの時間、ふたつの場所を行ったり来たり。混乱と解放がないまぜになる葛藤、灼けつくような苛立ち、鬱屈、…。ラストは極めてブラックで、けっこうしびれました。
— ひまこ (@thepager90s) July 10, 2017
芥川賞候補を読んでみた(その2)→古川真人『四時過ぎの船』(「新潮」17/6月号)…きっと良い小説なのだろうけど、自分としては、なかなか入り込みにくいテーマ。老い、認知症、盲の兄とその介護を言い訳にした無職の弟、・・・うーん、非常に文学的ともいえるのだけど・・・ちょっとなぁ・・・
— 新ペリシテ同盟 (@neophilistines) July 8, 2017
第157回芥川賞候補作、古川真人著「四時過ぎの船」。衝撃のデビュー作「縫わんばならん」の第3節(佐恵子の死)を別の視点で追った話。すごい! 格段に分かりやすくなっている! ただし反面、前作で感じられた土のにおいが弱くなった気がしました。好き嫌いでいうと、前作のほうが好き。
— 東京小説読書会 (@honnokai) July 5, 2017
さて、現時点(7月16日)で芥川賞の結果はまだ出ていませんが、古川真人さんの作品はネット上でも評判が上々ですので、芥川賞受賞の可能性も十分あるのではないでしょうか。
7月19日の発表を楽しみにしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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