相撲界でまたも起こってしまった暴行事件が連日報道されていますが、貴公俊(たかよしとし)が暴行した付け人(付き人)が誰なのかネット上でも話題になっています。
すでに当サイトの調査で、付け人が誰なのかかなり絞れてきていますので、記事を書いていきたいと思います。
事件の詳細
この暴行事件が報じられたのは2018年3月18日のことでした。
このニュースは毎日新聞ら複数のメディアが報じています。
大相撲春場所8日目の18日、東十両14枚目の貴公俊(たかよしとし)関(20)=貴乃花部屋=が会場のエディオンアリーナ大阪(大阪市浪速区)の支度部屋で、付け人を務める力士の顔などを殴打したことが関係者の話で分かった。日本相撲協会は19日に師匠の貴乃花親方(元横綱)や本人らから事情を聴き、対応を検討する。
春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)によると、鏡山危機管理部長(元関脇・多賀竜)が貴公俊関に確認したところ、殴ったことを認めた。関係者の話を総合すると、殴ったのは複数回で、付け人は口の中を切って流血し、床にも血痕が残っていたという。
貴公俊関は18日の取組で土俵下に入るのが遅れて相撲協会の境川審判部長代理(元小結・両国)から注意を受けた。付け人が土俵下に向かうタイミングを伝えるのが遅れたことが暴行の原因になったとみられる。
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付け人を特定
今回暴行にあったとされている付け人(付き人)の情報をまとめてみましょう。
- 年齢は22歳
- 貴乃花部屋に所属
- 序二段の力士
この情報を元に貴乃花部屋に所属する力士の中で該当者を見てみると「貴大将」と「貴西龍」がこれに該当するのです。つまりこの2人の内のどちらかが貴公俊が暴行した付け人とみて間違いないでしょう。
その結果ネット上ではすでに貴西龍が付け人だったと特定されているようです。
https://twitter.com/aankzw/status/975900984424607744
今日十日目に相撲を取った貴乃花部屋登り序二段力士は貴西龍だけ。被害力士だって分かる記事だね。
被害力士が黒星 貴乃花親方からは清めの塩 貴公俊暴行:朝日新聞デジタル https://t.co/I67Ad3hZYe
— ソギーマン (@Soggyman636) March 20, 2018
朝日新聞の報道で付け人について
被害者である貴乃花部屋の序二段力士が春場所(エディオンアリーナ大阪)10日目の20日、問題後初めて本土俵に上がった。黒星を喫したが、「(暴行の)影響はない。自分の相撲に集中できた」と話した。
2人の内10日目に出場して黒星だったのは「貴西龍」だけ。
この情報から今回暴行を受けた付け人は貴西龍だと判明したのです。
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付け人のプロフィール
暴行を受けた付け人に該当する2人の情報をまとめました。
▪貴大将
【名前】:貴大将柊斗(たかたいしょうしゅうと)
【本名】:松木柊斗(まつきしゅうと)
【出身】:東京都中央区
【生年月日】:1995年6月15日
【年齢】:22歳
【身長】:174cm
【体重】:118.5kg
【最高位】:三段目99
【デビュー】:2011年5月
▪貴西龍
【名前】:貴西龍一成(たかせいりゅうかずなり)
【本名】:西畑龍(にしはたりゅう)
【出身】:福岡県田川市
【生年月日】:1995年11月3日
【年齢】:22歳
【身長】:168cm
【体重】:112.6kg
【最高位】:序二段5
【デビュー】:2013年1月
貴大将、貴西龍ともに2018年の3月場所には出場していることから、暴行によるケガが深刻なものではなかったと推測されます。
号泣で謝罪していた
今回の暴行事件を受けてタレントのせんだみつおさんが、3人が貴乃花部屋の宿舎でやりとりしていた内容を公表しました。
その内容とは・・・
親方が真っ青な顔して入ってきて、貴公俊関がボロボロ泣いて涙を落として、付け人もボロボロ涙を落として、それで親方も目を潤ませながら3人で廊下で泣いておりました」
付け人が涙を流しながら「私の落ち度です」と後援会関係者に謝罪するのを、貴公俊が「いや、全て私の責任です」と自訴、さらに親方が「監督責任の私の責任です」と謝罪していたと明かした。
貴公俊とその付け人はこの問題が発覚後、すぐに双方に謝罪をし、そこに立ち会った貴乃花親方も監督責任として謝罪しているのです。
うんと泣いて泣き晴らそう。涙枯れるまで。
涙が心を洗ってくれる。貴公俊。
人は過ちを犯すもの。確と学び立ち直る。さらに成長する。
どんな時でも瞬時に状況を察し自制できるようになる。 https://t.co/1qybkJ7mA0— 友里アンヌ003 昭和の郷愁 (@yuri_anne003) March 20, 2018
かつては弟子が暴行事件の被害者となり、警察に被害届を提出する事態にまでなった貴乃花親方ですが、まさか自分の弟子が暴行の加害者になるとは皮肉なものです。
警察への被害届はなし
貴ノ岩が元横綱の日馬富士に暴行を受けた問題では、警察に被害届を提出し、相撲協会とも徹底抗戦の構えだった貴乃花親方。
今回は自身の弟子同士での問題であること。また双方はすでに謝罪し合い和解していることなどから、警察への被害届は提出しない方針だと明かしています。
これには賛否ありますが、自身の弟子同士ですでに問題が解決しているということなので、この決定は妥当ではないでしょうか。
ネット上の声
貴乃花が自身の責任を認めている以上、付き人力士にはひたすら頭を下げ、または金銭でもって示談に応じてもらい、貴公俊に一定の処分を全うさせて両力士を継続させ、自身が矢面に立って場所後の委員からのさらなる降格処分の全面的受け入れをもって責任をとる他無い。貴乃花は完全に詰んだのだから。
— 異世界はなさん🔞 (@873hanasan) March 20, 2018
貴公俊が付け人を殴った件で宮根氏が警察に被害届を出さないことを疑問視していたけど、警察へ被害届というのは、被害者の処罰感情や怪我の程度が肝心で、それらは少し調べれば分かるのに今回の件と日馬富士の傷害事件とを同列に語る相変わらずの無知蒙昧ぶり。#ミヤネ屋
— りぼん (@ribon157) March 20, 2018
https://twitter.com/majiyan3/status/975982755556212736
貴公俊、春場所で付け人殴打 峰崎部屋では昨秋から暴行:日本経済新聞
弟子の絶対数が足りない相撲部屋の付け人不足が原因か。一門や相撲協会としても対策を講ずべし。— 人籟地籟天籟 (@iPSmadeinjapan) March 20, 2018
▶パワハラを角界全ての問題と捉えて他の親方衆も改善に努めて欲しい。
▶結局、社会的常識や時代の流れについていけないんだと思う。
20歳そこらの若造に相撲が強いからって、周りがヘーコラして、年上の付け人を顎で使って、殴る。
そこから問題だよ。歴史とか文化もあるけど、礼儀が一番でしょ。
悪いものは変えないと。
▶貴ノ岩もそう言ってたはず。前回非難で今回は納得?
▶どんな理由があっても、暴力は絶対に許されない。
脳天がわれようが、あおたんだろうが、暴力には違いがない
力士と親方の処分はしっかりとさせないと、相撲協会も進歩がいと言わざる得ない
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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