出典:twitter
山口県周防大島町で2歳になったばかりの藤本理稀ちゃんが行方不明になっていた事件で、8月15日の朝7時頃に無事保護されたという報道が流れました。
無事に保護できたことで日本中で安心した方が多いと思います。
発見したのは、捜索ボランティアとして現地に入っていた尾畠春夫さん。
今回は
- 尾畠春夫さんの顔画像は?
- どんな職業や経歴なの?
- 30分で発見できた理由とは?
- 居場所はどこだったの?
こんな疑問について書いていきます。
不明の2歳男児が無事に保護される
https://twitter.com/toshi99333/status/1029550287529291776
山口・周防大島町で、3日前から行方がわからなくなっていた2歳の男の子が、15日朝、無事発見された。
行方不明となっていた藤本理稀ちゃんは、山の中で見つかった。
警察によると、理稀ちゃんが見つかったのは、家族と帰省していた曽祖父の家の北側の山の中で、15日午前6時半ごろ。
大分県から、14日の日中にボランティアで捜索に訪れていたという70代の男性が、理稀ちゃんの名前を呼びながら探していたところ、「ここ、ここ」といった声が聞こえ、沢の近くにうずくまっている、理稀ちゃんを見つけた。
その時、理稀ちゃんははだしで、男性はタオルで包んで抱え上げ、アメをあげると理稀ちゃんは、しっかりかんで食べたという。
そして、そのまま抱えて道を下り、捜索を始めようとしていた機動隊員と会い、その後、家族にも会うことができたという。
理稀ちゃんに目立った外傷はなく、家族ともやり取りができる状態だったが、念のため、母親も同行して、柳井市内の病院に運ばれた。
診察した医師によると、やや脱水の症状はみられるものの、点滴をうったあとは、さらに元気になり、母親に甘えたりしているという。
医師は、3日間飲まず食わずではなく、何らかの形で水分を取っていたのではないかということで、「理稀ちゃんの生命力に驚いている」と話していた。
理稀ちゃんが見つかった場所は、これまで、警察などがすでに捜索していた場所で、この3日間、山の中などを移動をしていたとみられている。
引用:FNN
[sb name="adsense0"]
尾畠春夫さんについて
【名前】:尾畠春夫(おばた はるお)
【年齢】:77歳(2018年8月現在)
【生年月日】:1940年~1941年
【住所】:大分県
【職業】:ボランティア活動。元建設作業員、元鮮魚店勤務
【ボランティア歴】:27年
山口県の男児行方不明の発見者のボランティア尾畠春夫さん
こんな人いるんですね pic.twitter.com/UeUYUE6NaO— たけp (@pine9696) August 15, 2018
色んな災害のボランティアを経験され、様々な活動で得た知識や経験と勘から、尾畠春夫さんは男の子を発見出来たのかもしれない‥
もう格好からして素人からかけ離れたプロの姿やもん。素晴らしい方すぎて、眩しい男の子、本当に見つかって良かった
尾畠春夫さん、本当にありがとう! pic.twitter.com/oJBgIQx9on— こじったろう (@kotakoji_LOVE) August 15, 2018
山口県男児行方不明の捜索ボランティア尾畠春夫さんすごくね
聖人すぎる pic.twitter.com/LgRQayV2py— いしきダメロン (@sukezo) August 15, 2018
尾畠春夫さんは14日から捜索ボランティアとして山口県入りしており、15日は山に入ってわずか30分でよしきちゃんを発見、毛布にくるんで警察官に引き渡したそうです。
よしきちゃんは尾畠さんの呼びかけに対して
「ぼく、ここだよ」
と小さな声で反応。
曽祖父の自宅近くの沢(細い川)にいたということです。
尾畠春夫さんはワイドスクランブルのインタビューに答えている動画がこちらです。
山口県で行方不明になった2歳のよしきちゃんを発見した捜索ボランティアの尾畠春夫さん。すごく張りのある声、よしきちゃんを抱きかかえて颯爽と歩く姿、凄くスゴくかっこいい。500日間もの東北震災ボランティア、鹿児島の岬から北海道の宗谷岬までの徒歩縦断、、強い強すぎる。#ワイドスクランブル pic.twitter.com/MoeAGoOO4u
— KINOMI🌿 (@nokinomi1) August 15, 2018
かつては東日本大震災の時もボランティアとして活躍した人物で、平成24年度いは「ごみゼロおおいた作戦」で功労者として表彰された人物でした。
尾畠春夫さん警察が全然見つけられなかったのに30分で見つけ出したらしい
公務員でこういう捜索に特化した職あってもいいよね
警察何百人とか言ってなかった?
きっと普段からこういうことをしてる方じゃないと難しいって事だよね— らい (@d_rairai_comeco) August 15, 2018
山口の2歳男児行方不明で尾畠春夫さんが男児を発見されたのは本当に凄いの一言に尽きる
けどね、それに対して「警察は何やってたん?」は言ったらあかん
連日の暑い中、一生懸命探してたと思うよ?それこそ水の中までやろうね
みんな一生懸命やったんだから「お疲れ様でした」
と労ってあげようよ
— こじったろう (@kotakoji_LOVE) August 15, 2018
[sb name="adsense2"]
東日本大震災でも復興に貢献
尾畠春夫さんは東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町にもボランティアとして訪れています。
日出町の尾畠春夫さん(74)は東日本大震災直後から、津波で被災した宮城県南三陸町にボランティアとして毎年訪れている。震災から3年、世間から被災地のことが次第に忘れられているのではないかと感じた尾畠さんはある行動にでた。それは本州一周を歩いて旅をすることだった。白装束を身にまとい、リュックに掲げた旗には目立つように書かれた「東日本大震災の復興を願う旅」の文字。奇抜なお遍路さんの格好をして歩く尾畠さんは出会った人たちに被災地のことを忘れないでと訴えた。旅の途中、尾畠さんは南三陸町へ立ち寄る。今回も町の為にボランティアをする尾畠さんだが、被災地のことを思い続けるのにはある理由があった。復興への思いを込めて歩いた尾畠さんの本州一周の旅に密着した。
引用:ドキュメント九州
被災地の復興の手助けだけでなく、震災を忘れないでという想いから本州を一周する旅で日本各地で震災の被害の大きさを伝えているのです。
この時のボランティア仲間からは「師匠」と呼ばれており、多くのボランティアから尊敬されていた人物なのです。
軽自動車を運転し3日かけて被災地入り。
その後も大分から車で往復し、計500日もの間支援に当たっていたとのことです。
本当にこの方の行動には感銘を受ける思いですね。
山口の行方不明2歳児発見した捜索ボランティアの尾畠春夫さん。すごい人なんだなあ。
各地の震災にもボランティアですぐに出向いて活動している大分の男性。
今朝の捜索も警察が始動する前から入山して男児を発見。こういう人をリスペクトするし、その行動力に羨望を持つよ
— 志野令教 (@reikyo_shino) August 15, 2018
https://twitter.com/kaori14xiangli/status/1029525422290030592
震災の津波が奪い去った思い出の品を、瓦礫の中から拾い、1人でも多くの被災者に戻したい。このボランティアの広がりこそ、日本人の細やかさだと感じた。71歳の尾畠春夫さん、8ヶ月の赤ちゃんが不明のままの竹澤さおりさん、どうぞ健康にお気をつけて。
— enomotohiroshi (@charleyenos) April 19, 2011
熊本地震の復興にも貢献
2016年 熊本地震 (77歳)https://t.co/arHt2JbLkP
建物のがれきが散らばる熊本県益(まし)城(き)町の住宅街で、
初対面のボランティア12人を統率する大分県日出町の元建設作業員、尾畠春夫さん(76)。— maitako (@maikokko) 2018年8月15日
尾畠春夫さんは熊本地震の被災地では12人のボランティアを統率していました。
「破片は土のう袋に入れて運んでください」
建物のがれきが散らばる熊本県益(まし)城(き)町の住宅街で、初対面のボランティア12人を統率する大分県日出町の元建設作業員、尾畠春夫さん(76)。平成23年の東日本大震災、26年の広島土砂災害、昨年の東日本豪雨と数々の災害現場に赴き、今回も車中泊しながら連日の作業に参加する。
被災地ではこうしたベテランのボランティアの姿が多い。益城町役場で炊き出しのテントを運営するNPO法人「キャンパー」(埼玉)代表理事、飯田芳幸さん(61)もその一人。東日本大震災では50日間で4万食以上を振る舞った。今回は4月22日から毎日、1日1200食を配った。
食材を熊本県内で調達する一方、燃料は自前で用意。同行するボランティア70人分の保険も事前加入して現地入りした。「突然の震災に遭えば誰もが慌てふためく。万全の準備をしている私たちのような団体にしかできないことがある」と飯田さんは強調する。
引用:産経ニュース
大分県と熊本県は隣同士で非常に近い距離ですが、地震で交通手段等が限られる中、ボランティアのリーダーとして貢献。
本当にすばらしい活動内容ですね。
山口県周防大島町で2歳のお子さんを発見した方は、大分県日出町在住の尾畠春夫さん。東日本大震災、熊本地震、九州北部豪雨など、あらゆる被災地でお目にかかりました。車に生活用品を一式揃えて、寝るのも食事も完璧な自主完結。本当に頭が下がります。
— mana (@flymaytothemoon) August 15, 2018
発見された場所は?
藤本理稀ちゃんが発見された場所は、曽祖父の自宅からわずか200メートルほどしか離れていない場所でした。
大人の足で1分~2分ほどの場所であり、子供の足でも3分とかからない場所です。
出典:https://lifegoeson.jp/2saidanji-fumei/
ストリートビューで確認してみても、周囲は畑のみで目印になるようなものがないのが分かります。
大人ならともかく、子供、ましてや2歳児となると来た道さえも覚えられないのが普通ですね。
山の中で約3日もの間生きながらえたことは本当に奇跡としか言いようがないですが、山の中できれいな水などが確保できる場所があったことが幸いしたのでしょう。
本当に無事でよかった
なぜ30分で発見できた?
大分から来た78歳のおじいちゃんが30分で発見するとかすごいなあと思ったら、日本中でボランティア活動しているスーパーおじいちゃんだったのか。→https://t.co/WiElAF93R0 / “行方不明の2歳男児 生存発見 意…” https://t.co/UIpKLR8fTN
— かいとすたー (@kaitoster) August 15, 2018
では、尾畠春夫さんはなぜ捜索開始からわずか30分で、藤本理稀ちゃんを発見できたのでしょうか?
当時の状況をまとめてみると、大分県から尾畠春夫さんが山口県に入ったのは14日。
発見された当日は朝の6時半頃から一人で山に入り捜索をしていました。
よしきちゃんの名前を呼びながら沢付近を歩いていると
「ぼくここだよー」
という声が聞こえ、その声の方向に行ってみると、沢の付近でうずくまっている藤本理稀ちゃんを発見したということです。
尾畠春夫さんは、体温が低下していたよしきちゃんを毛布でくるみ、アメをあげると空腹だったのかバリバリと噛み砕くように食べたということです。
よしきちゃんが発見された現場は、行方不明になった曽祖父の自宅付近から200メートルほどの場所でした。
150人体制で2日間見つけられなかったのに、ボランティアの方が30分で発見したのか・・・
その人、超能力者、宇宙人、または霊媒士のいずれかに違いない w— 浜リン (@hamalin) August 15, 2018
山口の2歳児を発見した人がレジェンドジッジだった
・大分県の元建設作業員
・十数年山の掃除ボランティアを自費で行い県に表彰される
・東日本大震災では南三陸町で500日ボランティア経験
・その経験を生かし隣県の熊本地震では益城町にいち早く推参し敏腕を振るう
・ヨシキ君を30分で発見 pic.twitter.com/SEUlNnDtkW— ニト (@corvinus00) August 15, 2018
この場所は警察がすでに調べていた場所でしたが、よしきちゃんは山の中を移動していたことで、発見されていなかったのです。
この状況を考えると、尾畠春夫さんがよしきちゃんを偶然発見できたと見られますが、尾畠さんがより通りやすいような声を出し続けたことが発見につながったのではないでしょうか。
尾畠さんは東日本大震災をはじめ、数々の災害でボランティアとして活動した経歴を持ち、地元大分ではゴミをなくす運動で何度も表彰されている人物です。
また、行方不明者の捜索も過去に行った事があるという報道もあり、経験したノウハウに従って、事前に子供が行きそうな場所を調べるなど、偶然だけでは片付けられない努力をされていたのではないでしょうか。
自ら毛布を用意するなど、発見された時のための準備もしっかりしていることが分かるもので、この方の行動力、そしてハートには頭が上がらない思いであります。
大分の子、見つかって良かったと思うと同時に「2歳児がひとりで2日間行方不明で無事!? 警察150人と警察犬導入しても見つからなかったのに、ボランティアのおじいさんが30分で発見!?」と奇跡レベルの情報が多すぎて困惑している
— 田口仙年堂 (@sennendo) August 15, 2018
山口の2歳男児発見のボランティアさん、捜索参加して30分で発見ってすごいな。目の付け所が違ったんだろうな。
— LaLa (@lalalacozy) August 15, 2018
母との約束に感動
藤本理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さんは、事前によしきちゃんの家族に会い
「私が抱きしめてお渡しします」
と約束したのだといいます。
発見後、警察に
「渡してください」
と言われるも、家族との約束を守り、母親の元まで抱きかかえて連れていき、直によしきちゃんを渡したのです。
尾畠春夫さんは
「口約束も契約。警察が"渡してください"と来たけど、"イヤです"と言った。言うたことは守る。なんぼ警察が来ようが、大臣が来ようが関係ない。理稀ちゃんの顔を見せたときは、お母さんはもう声が出なかったな。あの嬉しそうな顔は、一生焼き付いて離れんだろうな」
人の命って重いから、何かお手伝いさせてもらえいたいなと思って参加した。尊い命が助かってよかった。"おいちゃん、ここ"と言った時は嬉しかった」
引用:AbemaTIMES
感動ですね。
この方は本当に心がきれいな方なのでしょう。
65歳で退職してからその身をボランティアにささげてきた尾畠春夫さんには、ネット上で称賛の声が相次いでおり「こういう人を表彰して欲しい」「国民栄誉賞だよね」「アスリートや役者よりこっち表彰しろ」などの声が挙がっていました。
ネット上の反応
https://twitter.com/jbot26830444/status/1029588677221965825
尾畠春夫さん78歳。今日日本で一番格好いい男!漢!
命は一つ。人生は一度。交通安全。最高やわ笑— まあこ (@wagamamacho) August 15, 2018
山口の2歳男児発見のボランティアさん、捜索参加して30分で発見ってすごいな。目の付け所が違ったんだろうな。
— LaLa (@lalalacozy) August 15, 2018
毎朝、8キロ走って体力作りをしている尾畠春夫さん
記者のなぜ8キロ?という質問に
「末広がりが好きじゃから!笑」— 🧚♂️ (@2mu_good) August 15, 2018
尾畠春夫さんまじですごいわ。心から尊敬出来る。心配することなんて誰にでもできるけど、ここまで行動出来る人なんてそうそういないし、結果も出してるなんてすごすぎる。こんなかっけーじいさんになひてぇ。って言うのは簡単なので、行動出来るように頑張ります。
— RIKUTO@AKRer (@RMRevolution35) August 15, 2018
行方不明の子を隣県から来たボランティア男性が30分であっさり発見。警察は何をしていたんだ。
ってあるけど、ボランティア男性すごいなーと思った反面、警察も警察犬も必死に探して出てこなかったなんて、実は男性が誘拐してたんじゃ....なんてゲスい考えが浮かんでしまった。
— 葦 (@kouteipenguin02) August 15, 2018
しかし、発見した尾畠春夫さん(78)凄いなぁ!めちゃ元気。
20分で発見って、カールよりずっとすごい。
英雄だよ。— 西車..🔄 (@nga_n) August 15, 2018
藤本理稀ちゃん、
本当に見つかって
よかったなぁ(´ω`)ボランティアさん、すごい!
猛暑で暑い中、本当にすごい✨6:30に山に入って30分後の7:00に発見!すごい!!70代なのに、、久しぶりにいいニュース! pic.twitter.com/hSNVwQTpUv
— もふ社長@不動産投資家 (@mofmof_investor) August 15, 2018
https://twitter.com/dondon0131/status/1029547372584398849
久しぶりにテレビ、どうやら山口で2歳男児行方不明、連日捜索はしたものの、ボランティアが発見だと、しかも現地入りして、わずか30分。
警察ら、何をしていたのか?
見つかったのは良かった、が、テレビ報道に違和感あるのは俺だけ?— ishii (@HirokunHiroyuki) August 15, 2018
行方不明の男の子、見つかったんだー
捜索開始30分で発見とか、ボランティアで参加したおじいちゃん何者?笑— ゆーすけ (@mr_unknown112) August 15, 2018
https://twitter.com/rtd_miyacchi/status/1029545705185062912
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント
コメント一覧 (1件)
捜索範囲決めた警察の班長は面目丸潰れだな。