出典:twitter

山口県周防大島町で2歳になったばかりの藤本理稀ちゃんが行方不明になっていた事件で、8月15日の朝7時頃に無事保護されたという報道が流れました。

無事に保護できたことで日本中で安心した方が多いと思います。

発見したのは、捜索ボランティアとして現地に入っていた尾畠春夫さん。

今回は

  • 尾畠春夫さんの顔画像は?
  • どんな職業や経歴なの?
  • 30分で発見できた理由とは?
  • 居場所はどこだったの?

こんな疑問について書いていきます。

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不明の2歳男児が無事に保護される

山口・周防大島町で、3日前から行方がわからなくなっていた2歳の男の子が、15日朝、無事発見された。

行方不明となっていた藤本理稀ちゃんは、山の中で見つかった。

警察によると、理稀ちゃんが見つかったのは、家族と帰省していた曽祖父の家の北側の山の中で、15日午前6時半ごろ。

大分県から、14日の日中にボランティアで捜索に訪れていたという70代の男性が、理稀ちゃんの名前を呼びながら探していたところ、「ここ、ここ」といった声が聞こえ、沢の近くにうずくまっている、理稀ちゃんを見つけた。

その時、理稀ちゃんははだしで、男性はタオルで包んで抱え上げ、アメをあげると理稀ちゃんは、しっかりかんで食べたという。

そして、そのまま抱えて道を下り、捜索を始めようとしていた機動隊員と会い、その後、家族にも会うことができたという。

理稀ちゃんに目立った外傷はなく、家族ともやり取りができる状態だったが、念のため、母親も同行して、柳井市内の病院に運ばれた。

診察した医師によると、やや脱水の症状はみられるものの、点滴をうったあとは、さらに元気になり、母親に甘えたりしているという。

医師は、3日間飲まず食わずではなく、何らかの形で水分を取っていたのではないかということで、「理稀ちゃんの生命力に驚いている」と話していた。

理稀ちゃんが見つかった場所は、これまで、警察などがすでに捜索していた場所で、この3日間、山の中などを移動をしていたとみられている。

引用:FNN

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尾畠春夫さんについて

 

【名前】:尾畠春夫(おばた はるお)

【年齢】:77歳(2018年8月現在)

【生年月日】:1940年~1941年

【住所】:大分県

【職業】:ボランティア活動。元建設作業員、元鮮魚店勤務

【ボランティア歴】:27年

尾畠春夫さんは14日から捜索ボランティアとして山口県入りしており、15日は山に入ってわずか30分でよしきちゃんを発見、毛布にくるんで警察官に引き渡したそうです。

よしきちゃんは尾畠さんの呼びかけに対して

「ぼく、ここだよ」

と小さな声で反応。

曽祖父の自宅近くの沢(細い川)にいたということです。

尾畠春夫さんはワイドスクランブルのインタビューに答えている動画がこちらです。

かつては東日本大震災の時もボランティアとして活躍した人物で、平成24年度いは「ごみゼロおおいた作戦」で功労者として表彰された人物でした。

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東日本大震災でも復興に貢献

尾畠春夫さんは東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町にもボランティアとして訪れています。

日出町の尾畠春夫さん(74)は東日本大震災直後から、津波で被災した宮城県南三陸町にボランティアとして毎年訪れている。震災から3年、世間から被災地のことが次第に忘れられているのではないかと感じた尾畠さんはある行動にでた。それは本州一周を歩いて旅をすることだった。白装束を身にまとい、リュックに掲げた旗には目立つように書かれた「東日本大震災の復興を願う旅」の文字。奇抜なお遍路さんの格好をして歩く尾畠さんは出会った人たちに被災地のことを忘れないでと訴えた。旅の途中、尾畠さんは南三陸町へ立ち寄る。今回も町の為にボランティアをする尾畠さんだが、被災地のことを思い続けるのにはある理由があった。復興への思いを込めて歩いた尾畠さんの本州一周の旅に密着した。

引用:ドキュメント九州

被災地の復興の手助けだけでなく、震災を忘れないでという想いから本州を一周する旅で日本各地で震災の被害の大きさを伝えているのです。

この時のボランティア仲間からは「師匠」と呼ばれており、多くのボランティアから尊敬されていた人物なのです。

軽自動車を運転し3日かけて被災地入り。

その後も大分から車で往復し、計500日もの間支援に当たっていたとのことです。

本当にこの方の行動には感銘を受ける思いですね。

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熊本地震の復興にも貢献


尾畠春夫さんは熊本地震の被災地では12人のボランティアを統率していました。

「破片は土のう袋に入れて運んでください」

建物のがれきが散らばる熊本県益(まし)城(き)町の住宅街で、初対面のボランティア12人を統率する大分県日出町の元建設作業員、尾畠春夫さん(76)。平成23年の東日本大震災、26年の広島土砂災害、昨年の東日本豪雨と数々の災害現場に赴き、今回も車中泊しながら連日の作業に参加する。

被災地ではこうしたベテランのボランティアの姿が多い。益城町役場で炊き出しのテントを運営するNPO法人「キャンパー」(埼玉)代表理事、飯田芳幸さん(61)もその一人。東日本大震災では50日間で4万食以上を振る舞った。今回は4月22日から毎日、1日1200食を配った。

食材を熊本県内で調達する一方、燃料は自前で用意。同行するボランティア70人分の保険も事前加入して現地入りした。「突然の震災に遭えば誰もが慌てふためく。万全の準備をしている私たちのような団体にしかできないことがある」と飯田さんは強調する。

引用:産経ニュース

大分県と熊本県は隣同士で非常に近い距離ですが、地震で交通手段等が限られる中、ボランティアのリーダーとして貢献。

本当にすばらしい活動内容ですね。

発見された場所は?

藤本理稀ちゃんが発見された場所は、曽祖父の自宅からわずか200メートルほどしか離れていない場所でした。

大人の足で1分~2分ほどの場所であり、子供の足でも3分とかからない場所です。

出典:https://lifegoeson.jp/2saidanji-fumei/

ストリートビューで確認してみても、周囲は畑のみで目印になるようなものがないのが分かります。

大人ならともかく、子供、ましてや2歳児となると来た道さえも覚えられないのが普通ですね。

山の中で約3日もの間生きながらえたことは本当に奇跡としか言いようがないですが、山の中できれいな水などが確保できる場所があったことが幸いしたのでしょう。

本当に無事でよかった

なぜ30分で発見できた?

では、尾畠春夫さんはなぜ捜索開始からわずか30分で、藤本理稀ちゃんを発見できたのでしょうか?

当時の状況をまとめてみると、大分県から尾畠春夫さんが山口県に入ったのは14日。

発見された当日は朝の6時半頃から一人で山に入り捜索をしていました。

よしきちゃんの名前を呼びながら沢付近を歩いていると

「ぼくここだよー」

という声が聞こえ、その声の方向に行ってみると、沢の付近でうずくまっている藤本理稀ちゃんを発見したということです。

尾畠春夫さんは、体温が低下していたよしきちゃんを毛布でくるみ、アメをあげると空腹だったのかバリバリと噛み砕くように食べたということです。

よしきちゃんが発見された現場は、行方不明になった曽祖父の自宅付近から200メートルほどの場所でした。

この場所は警察がすでに調べていた場所でしたが、よしきちゃんは山の中を移動していたことで、発見されていなかったのです。

この状況を考えると、尾畠春夫さんがよしきちゃんを偶然発見できたと見られますが、尾畠さんがより通りやすいような声を出し続けたことが発見につながったのではないでしょうか。

尾畠さんは東日本大震災をはじめ、数々の災害でボランティアとして活動した経歴を持ち、地元大分ではゴミをなくす運動で何度も表彰されている人物です。

また、行方不明者の捜索も過去に行った事があるという報道もあり、経験したノウハウに従って、事前に子供が行きそうな場所を調べるなど、偶然だけでは片付けられない努力をされていたのではないでしょうか。

自ら毛布を用意するなど、発見された時のための準備もしっかりしていることが分かるもので、この方の行動力、そしてハートには頭が上がらない思いであります。

母との約束に感動

藤本理稀ちゃんを発見した尾畠春夫さんは、事前によしきちゃんの家族に会い

「私が抱きしめてお渡しします」

と約束したのだといいます。

発見後、警察に

「渡してください」

と言われるも、家族との約束を守り、母親の元まで抱きかかえて連れていき、直によしきちゃんを渡したのです。

尾畠春夫さんは

「口約束も契約。警察が”渡してください”と来たけど、”イヤです”と言った。言うたことは守る。なんぼ警察が来ようが、大臣が来ようが関係ない。理稀ちゃんの顔を見せたときは、お母さんはもう声が出なかったな。あの嬉しそうな顔は、一生焼き付いて離れんだろうな」

人の命って重いから、何かお手伝いさせてもらえいたいなと思って参加した。尊い命が助かってよかった。”おいちゃん、ここ”と言った時は嬉しかった」

引用:AbemaTIMES

感動ですね。

この方は本当に心がきれいな方なのでしょう。

65歳で退職してからその身をボランティアにささげてきた尾畠春夫さんには、ネット上で称賛の声が相次いでおり「こういう人を表彰して欲しい」「国民栄誉賞だよね」「アスリートや役者よりこっち表彰しろ」などの声が挙がっていました。

ネット上の反応

最後まで読んでいただきありがとうございます。