みなさん、こんにちは。
岐阜県岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場で、自動小銃を自衛隊員に発砲し2人が死亡した事件。
※2023年7月14日追記しました
犯人は18歳の自衛官候補生の男だと公開されました。
この記事では18歳の自衛隊員の氏名や顔写真特定や、この事件に関する最新情報、犯行動機などについて調査していきます。
自衛官銃乱射事件の内容
事件は14日の午前9時頃に発生。
場所は、岐阜市にある陸上自衛隊の日野基本射撃場。
自衛官候補生が3人の自衛官を立て続けに撃ち、そのうち2人が死亡、1人が重傷を負いました。
撃たれたのはいずれも新人を教育する立場の隊員でした。52歳と25歳の男性隊員が死亡、25歳の隊員が重傷を負っています。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは18歳の自衛官候補生で2023年4月に入隊したばかりでした。
この事件では民間人には被害が及ばなかったということです。
・使用された銃は89式小銃
・射撃訓練は5回目
・実弾を使っての訓練は4回目
近所の住民の話では「AEDを持って来い」「コンビニに行って探せ」といった声が聞こえてきたそうです。
亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈りいたします。
ケガを負われた方の一日も早い回復をお祈りいたします。
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被害者は指導役の隊員
引用:共同通信社
この事件の被害者はいずれも指導役の隊員です。
被害者の方の具体的な情報は以下の通りです。
・52歳隊員 教官 陸曹 死亡
・25歳隊員 指導役 陸曹 死亡
・25歳隊員 指導役 陸曹 重傷
52歳の隊員は、胸を撃たれ搬送先の病院で死亡が確認されました。
25歳の隊員は、脇腹を撃たれ搬送先の病院で死亡が確認されました。
【追記】
その後死傷した隊員の氏名が公表されました。
菊松安親1等陸曹(52)死亡
八代航佑3等陸曹(25)死亡
原悠介3等陸曹(25)重傷
もう一人の25歳の隊員は、左足の太ももを撃たれ重傷。搬送時には意識があったとのことです。
18歳自衛官候補生の男は誰?名前や写真特定は?
引用:集英社オンライン
犯人A容疑者の高校時代の写真が公開されました。
また別のメディアでは小学生時代の卒アル写真も公開されています。
逮捕された18歳の自衛隊員はどのような人物なのか調査しました。
18歳という年齢は少年法により、実名での報道は禁止されています。
ただし、下記の条件を満たすと実名報道されます。
18歳および19歳の少年を“特定少年”と位置付けて、検察官によって起訴された場合には、実名報道や実名推知報道が可能になります。
引用:ベリーベスト法律事務所
特定少年とされた18歳~19歳の少年でも、起訴された場合に実名の報道が可能になります。
先日、殺人等を犯したとして起訴された19歳男性について、検察庁が、その実名を報道機関に公表。
それを受け、新聞で実名が報道されました。引用:Authense刑事事件
そのため、この犯罪行為で起訴されたタイミングで実名報道がされるということになります。
過去に類を見ないような自衛官の銃乱射事件ですから、注目度が非常に高く実名公開がされることは間違いないでしょう。
【追記】
犯人の実名がデイリー新潮で「渡邉直杜」だと報道されました。
渡邉直杜に関する記事はこちらです。
その他の18歳自衛官候補生についての情報を以下にまとめました。
・名古屋市守山区の守山駐屯地に入隊
・第35普通科連隊に所属
・自衛官候補生歴2ヶ月
・入隊時の成績は非常に優秀だった
・素行が悪いとの風評があった
上記のような情報が公開されています。
住所
〒463-0067 愛知県名古屋市守山区守山3丁目12−1
起訴までは名前の公開はされませんが、Twitterや爆サイ、5ちゃんねるなどでリーク情報が公開され実名が判明することもあります。犯人に関する有力な情報が確認されましたら、こちらにも共有してまいります。
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犯人の家族構成や生い立ち
引用:文春オンライン
18歳の自衛官候補生の生い立ちが分かってきましたので、小学生、中学生、高校生時代を順を追ってまとめていきたいと思います。
犯人の家族構成について
岐阜県出身できょうだいが多い家庭で育ったといいます。
犯人の父親は60代のトラックドライバー、母親は40代の東南アジア系の人で日本語があまり話せなかったようです。母親はかつては近くのコンビニで勤務していたようです。
容疑者は6人兄弟で上から3番目、一番上のお姉ちゃんが学校をサボってうろついていたり、別の男きょうだいも学校に遅刻していたそうです。
犯人の家族構成
父親:60代トラックの運転手
母親:40代東南アジア出身
長女:20代後半の姉
長男:20代前半の兄
次男:犯人
三男:高校生の弟
四男:中学生の弟
次女:末っ子の妹
お母さんは結構若い印象だったそうで、岐阜県西部の田園地帯に住んでいました。
犯人の実家は古い家が立ち並ぶ一帯でも、特に老朽化が激しい家だったそうです。
10年から15年ほど前に引っ越してきたようで、近所付き合いはあまりなく、ゴミ置き場の清掃なども参加しない家族だったそうです。
生い立ち-小学生-
引用:文春オンライン
逮捕された18歳の自衛官候補生は、子供の頃から自衛官に憧れていたと言います。
性格は明るく、誰かに暴力を振るったりすることはない人物だったようです
実家は古びた住宅が立ち並ぶ一角で、周囲には田んぼが広がり牛舎があるような田舎でした。
木造の2階建てに10年前くらい、小学校3年生の時に家族で引っ越してきたそうですが・・・
「容疑者の家族は10年ほど前に引っ越してきました。近所付き合いをほとんどしない家族で、地域のゴミ拾い運動などにも参加したところを見た記憶がありません。
引用:文春オンライン
小学校時代の同級生は
と話していて、なぜ人を撃つようなことをしたのかわからないということです。
小学生時代の将来の夢は「ゲームソフト開発」と話すほどのゲーム好きだったといいます。
友達は少なくて、女の子にモテるタイプでもありませんでした。小学校の頃から欠席や遅刻は多かった
引用:文春オンライン
また先生に帽子を被るのを拒否して怒られていたことがあり、先生も手を焼くタイプだったそうです。
小学校の卒業文集には
「魔法が使えるとしたら何に使う?」
「1回使えたら100回使えるようにする」
少しひねくれたというか合理的な人物像がうかがえますね。
生い立ち-中学生-
小さい頃は活発だった18歳の自衛官候補生でしたが、数年すると挨拶もしてくれなくなったそうです。
「いじめられている同級生をかばうタイプだった」。小中学校で同級生だった男性(18)はそう話した。運動神経が良く、ロープを使ったレンジャー訓練に興味があったようで、「自衛官に憧れていて、将来は自衛官になると思った」。
引用:毎日新聞
中学校に入ると不登校になってしまったそうで、入学して1~2ヶしてすぐに学校に来なくなったそうです。
ある友人の話では「親しみやすい少年だった」という印象だったようです。
しかし、その一方で唐突にキレるタイプで
「友達との関係で、よくわからないところでキレていた。(怒りの)沸点がわからなかった」
引用:読売新聞
周囲の友人も掴みどころのない部分があったことを明かしています。
生い立ち-高校時代-
岐阜県出身であり地元の高校に通っていたそうで
高校時代には自衛隊や戦車の知識が豊富で、駐屯地まで見に行くほど好きだったそうです。
非常に明るい性格で、ムードメーカーのような存在だったようです。
とにかく運動神経が抜群で、走るのは速かったですね。サッカーも上手くて、体育や運動会では大活躍でした。勉強は目立つタイプではなくて、積極的に手を挙げることもなかったと思います。
引用:文春オンライン
ここまでの生い立ちの話を聞くと、運動神経がよく周囲からも好かれる人気者という印象ですね。
高校の同級生の話
「すごく周りに優しい子でした。高3の時に自衛官になりたいと言っていました。授業のレポートみたいなので聞いた」
引用:CBCテレビ
一緒に自衛隊の駐屯地まで見学に行ったこともあるようで
放送部では昼の放送の司会を務めたこともあるといいます。
公開された高校時代の写真から、制服が「羽島高校」と似ているため、犯人の出身高校ではないかと言われています。
暴力などは振るったことがなかったということですが、そんな人物が他人に銃口を向けられるのか信じられません。それほど精神的に追い込まれる要因があったのでしょうか。
犯人の供述「52歳教官を狙った」
犯人は警察の調べに対して容疑を認めているということです。
詳しい発言内容は公開されていませんが
と事故でも偶発でもなく故意だったことを認めています。
という内容の供述をしており、横にいた隊員を撃ちその後教官を狙ったとのこと。
と供述していることから、教官を狙っていたということです。
その理由というのが・・・
男が「人間関係がうまくいかず、上司の隊員に銃を乱射した」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
引用:中京テレビ
上記のように話しており、はじめから52歳の教官が狙いだったことを話しています。
なんらかのトラブルがあったのでしょうか。25歳の隊員には恨みがなかったようで
教官以外は殺害するつもりがなかったようです。
事件当時の状況が分かってきました。
亡くなった25歳の隊員に向けて銃を1発発砲後に「動くな」と叫び、続けて死傷した2隊員に発砲した
引用」朝日新聞
犯人の自衛官候補生は、射撃場所に入る前の待機所で勝手に弾の装填を開始していたそうです。上官らに注意を受けても装填するのをやめなかったといいます。
黙秘などはしておらず、話をしているということで、供述内容から事件の全貌が見えてくるかもしれません。
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動機や理由なぜ?いじめかパワハラ?
犯行動機については犯人の口から「人間関係がうまくいかなかった」ことが上げられています。
ことが動機だとする趣旨の供述もしているとのことです。
その具体的な理由として、ネット上では陸上自衛隊の経験者などからいじめやパワハラを指摘する声が上がっています。
いじめが動機で殺意が出て無差別銃乱射とかあるかもだけど。
パワハラでも同じ。
どうだか分からんけど。— ぴよ (@56TamaGo) June 14, 2023
【速報】陸自射撃場で銃発射、死者2人に 新たに男性隊員の死亡確認 18歳隊員は殺人未遂で現行犯逮捕 岐阜市(FNNプライムオンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/6yJxpDZ3RJ
あーあ…
これ犯行の動機とか情報ちゃんと表に出てくるんかな
表に出せない(パワハラとかいじめとか)とかナシだぞ?— にんげん@もみあげリボン (@FinalPPPP) June 14, 2023
自衛隊の銃乱射事件、って、やっぱりパワハラの可能性高そうだな・・・
岐阜市陸上自衛隊銃乱射事件の犯行動機は?犯行理由はいじめ・パワハラ??https://t.co/RFcw75fmWH
— sasuke-o∞ (@o8kun) June 14, 2023
そう言われる理由としては、撃たれた相手がいずれも教育係の隊員だったこと。
過去に自衛隊ではいじめやセクハラ・パワハラの報告が多く上がっていることなどがあります。
ただ、犯人が狙った52歳の教官は、直接指導する立場にはないほどの上官です。
そのため、2人の接点は訓練の時の僅かな時間のみだったようです。
にも関わらず、他の隊員には殺意を見せず、52歳の隊員だけ狙ったそうです。
逮捕された男は入隊してまだ3カ月足らずだった。陸自関係者は「まだ自衛官ではない候補生は特に丁寧に個別対応している」とし、今後も体調や心理面などの把握に努めるとしているが、照井氏は「諸外国と比べ、自衛隊のメンタルケアは機能していない」と危惧する。
引用:産経新聞
18歳の自衛官候補生は行ってみたら就職前の試用期間であるため、丁寧に応対しているとのこと。そのためパワハラのような状況があったのか疑問の声もあります。
ただ、海外の国に比べると自衛隊のメンタルケアは機能していないということです。
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世間の反応
どんな人間関係の悩みだったのかは知らないけどだからと言ってこんな事していい理由にはならない!巻き込まれた25歳の隊員、既婚者なら奥様も同じ位の歳でお子さんがいたらまだ小さいだろう、将来を考える彼女がいたかもしれない、立派になった息子に会えるのを楽しみにしていた親兄弟がいた。
当方はサラリーマン経験しかない。会社組織と自衛隊組織では、人間関係の在り方がおそらくまったくちがうだろう。元自衛隊員の芸人・やす子がテレビで「自衛隊は上官の命令は絶対」と言っていたので、この18歳の容疑者はそういう上意下達の関係が受け入れられなかったのかもしれない。
なんていうか…聞けば聞くほど容疑者の精神的な幼さが見えてきますね。
教官に叱られ、人間関係がうまくいかないから銃を乱射した。
でも殺すつもりはなかった。
引用:Yahooニュースコメントより
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