阿久悠の死因や家族(妻・子供)は?数々の名曲や山口百恵との関係とは?

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あなたが聴きたい歌の4時間スペシャルで作詞家の阿久悠さんの特集がありますね。

 

阿久悠さんは10年前に亡くなっていますが、今なお愛される多くの名曲を世に送り出したことで知られています。

 

今回は阿久悠さんの死因や家族、山口百恵との関係についても書いていきたいと思います。

 

 

目次

阿久悠さんの経歴

 

出典:http://www.oto.co.jp/

 

阿久悠さんは1937年2月7日に兵庫県津名郡鮎原村で生誕しています。

出生名は「深田公之」であり阿久悠はペンネームとして「悪友」から取ったそうです。

 

兵庫県立洲本高等学校から明治大学文学部に進学している阿久悠さんは、大学卒業後に広告代理店に就職し、入社6年目からは放送作家としても活動しているのです。

 

ザ・スパイダースの「モンキーダンス」で作詞家デビューすると数多くのヒット曲を世に送り出し、名作詞家として多くの支持を得たのです。

 

晩年は音楽業界や放送業界への多大なる貢献が認められ、「紫綬褒章」や「菊池寛賞」を受賞。

さらに小説「詩小説」は「島生恋愛文学賞」し、多方面で活躍していた才能が高く評価されているのです。

 

2007年8月1日に死去したあとも、「旭日小綬章」を受賞したことを始め、「ゴールデン・アロー賞芸能功労賞」や「日本レコード大賞 特別功労賞」などを受賞しています。

 

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数々の名曲

 

出典:https://matome.naver.jp

 

阿久悠さんが作詞した楽曲は、誰もが知っている昭和の歌謡曲が数多くあります。

ピンクレディーには数多くの楽曲を提供しています。

 

  • UFO
  • サウスポー
  • ウォンテッド
  • モンスター
  • 渚のシンドバッド
  • ペッパー警部

 

などがあり、どれも大ヒットした名曲です。

 

日本レコード大賞を受賞したもので見てみますと

 

  • 1971年 /また逢う日まで/ 尾崎紀世彦
  • 1976年 /北の宿から/ 都はるみ
  • 1977年 /勝手にしやがれ/沢田研二
  • 1978年 /UFO/ピンクレディー
  • 1980年 /雨の慕情/ 八代亜紀

 

と歴代の作詞家でも最多となる5度の受賞をしています。

 

それ以外の有名な曲ですと

 

  • 宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお
  • 津軽海峡・冬景色/石川さゆり
  • 青春時代/森田公一とトップギャラン
  • ロマンス/岩崎宏美
  • 学園天国/フィンガー5
  • せんせい/森昌子
  • 舟唄/八代亜紀
  • どうにもとまらない/山本リンダ
  • あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
  • ウルトラマンタロウのテーマ
  • ウルトラマンレオのテーマ

 

などなど、現在でも多くの方に愛されている楽曲を数多く手がけているのです。

 

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妻や子供は?

 

阿久悠さんは1964年に当時広告代理店に勤務していた頃に結婚しています。

奥様は同じ職場だった「深田雄子」さんという女性でした。

 

また子供は「深田太郎」さんという方で、作曲やミュージシャンとして活動しているのです。

 

出典:http://www.sponichi.co.jp

左が息子さんの深田太郎さん、右が奥様の深田雄子さんです。

 

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山口百恵との関係とは

 

昭和の歌謡曲でヒット曲を連発してきた阿久悠さんですが、昭和の歌姫として有名な山口百恵さんには楽曲提供しなかったそうです。

これについて調べてみるとかつて山口百恵を一流歌手に育てた「酒井政利」さんのインタビューに答えがありました。

最後の方で 司会者が「これだけは聞いて おきたかったのですが・・」と フィリップを出し そこには「何故、阿久悠は 山口百恵に歌を作らなかったのか?」と書いてありました。司会者が「だって 中三トリオの昌子さん、淳子さんにも 曲を提供してるのに・・どうして百恵さんだけには作らなかったのですか?」と突っ込みました。一瞬、「酒井」さんは戸惑い そのままCMに・・。

「酒井」さんは「阿久」さんとは 凄く親しい間柄だったそうです。「本当のことを言いますと・・昌子ちゃんはいきなりヒットしてスターになり、淳子さんもすぐスターになり、第三の席に 百恵さんが当たったのですが 少々、出遅れた感がありました。時代は 暗い時代に入っていた頃で、百恵さんには 明るい歌より 暗い歌の方が似合うのではないか?と判断して アンチ阿久悠で行こう!!・・となったわけです。百恵さんが引退してなかったら 阿久さんに 大人の歌を百恵さんに依頼していたでしょうね」との事でした。「で・・ツッパリソングなどを出して これからと言う時に 阿久さんは ピンク・レディーで勝負を挑んできてね・・」と苦笑していた「酒井」さんでした。

つまり決して2人が仲が悪かったというわけではなく、時代の背景を意識して山口百恵さんの歌詞は暗めにしようとなったようです。

明るい歌詞を書くことが多かった阿久悠さんではなく、別の作詞家に依頼していたのですね。

 

山口百恵さんがヒットした後は、ピンクレディーで勝負を挑んでいく辺り、日本中が熱かった時代背景を物語っています。

 

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阿久悠さんの死因は

 

2007年8月1日に亡くなった阿久悠さんの死因は「尿管ガン」でした。

病気療養中だったのですが70歳という早すぎる死に、業界の多くの方はもちろん、歌謡曲ファンからも驚きの声が挙がりました。

 

同じ年に同級生だったプロ野球選手の「稲尾和久」さんも悪性腫瘍が原因で亡くなっているのですが、二人とも愛煙家だったということです。

 

作詞家としてのシングルの売り上げランキングでは、秋元康氏に抜かれるまで1位に君臨していました。

B'zの松本隆さんや、小室哲哉さん、つんくさんなどがランクインしていることを考えると、阿久悠さんがいかにヒット曲をリリースしているのかが分かるのではないでしょうか。

 

さて、7月31日に「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」と題して、阿久悠さんの数多くの名曲を紹介します。

和田アキ子さんや八代亜紀さん、小林旭さんなど大物歌手が出演するこの番組は、歌謡曲のファンの方だけでなく、若い方にこそ見ていただきたい番組ではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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