加茂暁星高校の野球部女子マネージャーの顔画像を特定…低酸素脳症とは？

更新日 : 2017年8月7日

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加茂暁星高校の野球部の女子マネージャーが練習中に倒れ、病院に運ばれましたが8月５日に死亡していことがわかりました。

死因は低酸素脳症だったということです。

夏の甲子園の期間中に起きてしまった事故はなぜ起こったのでしょうか。

女子マネージャーの顔画像や低酸素脳症についても書いていきたいと思います。

事故の詳細

この事故が起きたのは７月の２１日でした。

学校からおよそ３．５キロ離れた野球場で練習し、普段は学校まで車で帰るようなのです。

しかしこの日は負傷者や体調不良者が車に乗っていたため、女子マネージャーは野球部員といっしょに走って帰ったようです。

監督からは

「マネージャーはマイペースで走って帰るように」

という支持があったようですが、男子の野球部員と一緒に走って帰り、学校に到着した直後に倒れてしまったのです。

倒れた直後は呼吸があった

知らせを聞きすぐに女子マネージャーの元へ駆けつけた監督によると、弱かったが呼吸があったためAEDなどの処置はしなかったということです。

救急車によって病院に搬送された女子マネージャーは、病院で治療が行われていましたが８月５日の１８時頃に死亡が確認されました。

死因は？

女子マネージャーの死因は「低酸素脳症」という病気だったようです。

低酸素脳症とはWikipediaによると

低酸素脳症（ていさんそのうしょう、hypoxic ischemic encephalopathy）は脳の灌流低下や低酸素血症によって脳の全体的な障害がおこる状態である。周産期仮死の他、窒息、心停止、呼吸停止、重篤な不整脈、著明な血圧低下などによって起こる。成人の場合は3～5分以内であれば注意力障害、判断力低下、協調運動障害などが出現することがあるが、後遺症を残さず回復することが多い。それ以上の時間低酸素状態に暴露されると、脆弱な部位である内側側頭葉（海馬など）、大脳皮質、淡蒼球、小脳などに持続的な障害を残す場合がある。症状としては意識障害、錐体外路徴候、認知症、小脳失調、ミオクローヌス、コルサコフ症候群、痙攣など多彩な症状が生じる。Lance-Adams症候群による動作性ミオクローヌスなどが有名である。頭部MRIでは拡散強調画像、T2強調画像などで異常信号域が認められる。一度神経症状が改善したのち2～10日で遅発性低酸素後脳症が起こる場合もある。

説明にもありますが窒息や重篤な不整脈によって起こる病気のようです。

成人の場合数分間でしたら後遺症を残さずに回復する場合が多いようですが、女子マネージャーは１６歳、しかも走りなれない状態での３、５キロのランニングということで、過度な負担が体にかかった可能性は十分ありそうです。

ちなみに当日の新潟県加茂市の天気は最高気温が３４．１℃、ですが雨も降っており日照時間は６，６時間でした。

ただ夕方の７時半というのはまだまだ真夏の天気だったのではないでしょうか。

この暑さも女子マネージャーの体におおきな負担をかけたと考えられます。