文部科学省の国際統括官・川端和明(かわばた かずあき)容疑者57歳が、東京都のコンサルティング会社に便宜を図り、140万円相当の接待を受けたとして逮捕されました。
この事件に関わった人物として、先日文科省の佐野太容疑者の事件で逮捕された谷口浩司容疑者も関与していると見られております。
事件の詳細
https://twitter.com/YES777777777/status/1022294884772921344?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1022294884772921344&ref_url=https%3A%2F%2Failbainpro.com%2Fnews%2Fpost-8424
文部科学省の局長級幹部である国際統括官が26日、東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された。同省では前局長が受託収賄罪で逮捕、起訴されたばかり。省内では2人と、今回、贈賄容疑で再逮捕されたコンサルタント業者との癒着が以前からうわさされていた。
「問題のコンサル業者と派手に飲み歩いていた。癒着があっても何の不思議もない」。同省関係者は、収賄容疑で逮捕された同省国際統括官・川端和明容疑者(57)についてそう話す。
川端容疑者は宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))に出向していた15年8月~昨年3月、医療コンサル会社の元役員・谷口浩司被告(47)(受託収賄ほう助罪で起訴)から東京都内の飲食店などで約140万円相当の接待を受けていたとされる。関係者によると、同省の私大支援事業を巡る受託収賄罪で起訴された佐野太被告(59)も、谷口被告から高級クラブなどで繰り返し接待されていた。
引用:読売新聞
出典:FNN
https://twitter.com/kuse_ju/status/1022316296732430337
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川端和明について
逮捕された川端和明容疑者とはどのような人物なのでしょうか?
出典:twitter
【名前】:川端和明(かわばた かずあき)
【年齢】:57歳
【職業】:文部科学省・国際統括官
【出身大学】:早稲田大学政経学部
大学卒業後の昭和59年に科学技術庁(現在の文部科学省)に入省
平成20年 科学技術庁・がくじゅつ政策局政策課長に就任。
平成22年 科学技術庁・研究開発局開発企画課長に就任。
平成23年 科学技術庁・大臣官房総務課長に就任。
平成25年 科学技術庁・文化庁文化部長に就任。
平成26年 宇宙航空研究開発機構参与(JAXA)
平成29年 文部科学省国際統括官に就任。
現在の文部科学省である「科学技術庁」入省してから、各課長職を歴任し部長にまでのぼりつめています。
現在は文部科学省の国際統括官という肩書きであり、先日息子の裏口入学の件で逮捕された佐野太容疑者と並んで、文部科学省で出世頭だった人物。
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逮捕された本当の理由とは?
出典:twitter
かつて、ここまで官僚の不祥事が続いた機関があったでしょうか。
文部科学省の相次ぐ収賄容疑での逮捕に、ネット上でも「未だにこんな事やってるのか」「もう平成終わりだよ」「昭和の遺物がまだ残ってる」などの声が挙がっていました。
今回の佐野太容疑者と川端和明容疑者の共通点として、元会社役員の谷口浩司容疑者(47)が関与しているものです。
以前の佐野太容疑者の裏口入学の事件も合わせて、一部の情報では内部からのリーク情報があったと言われており、次々と汚職事件が明るみになっているものです。
佐野太容疑者について詳しくは↓
情報をリークしている人物がいるならば、今後も文部科学省を中心にこういった収賄の事件が発覚する可能性は十分あり、ここまで目がつけられたことで文部科学省以外の機関にも、捜査の手が及ぶことは避けられないでしょう。
官僚による収賄の事件が相次いでいますが、この火種は政治家にも飛び火していく可能性も十分あり、誰もが名前を知っている政治家が逮捕という平成最後の汚点を残す可能性すらも。
いずれにせよ、過去も含めて日本の政治家、官僚はクリーンな生き方をしていないことは間違いないのではないでしょうか。
谷口浩司について
出典:iza
【名前】:谷口浩司(たにぐち こうじ)
【年齢】:47歳
【住所】:東京都港区
【職業】:会社役員
【勤務先】:株式会社東京医療コンサルティング(現在は退職?)
佐野太と川端和明の収賄事件に関与している谷口浩司は、株式会社東京医療コンサルティングの元取締役だった人物。
取締役は2018年2月9日に解任されているようです。
今回の事件との関連については分かりませんが、タイミング的に事件の関与が発覚し解任させられた可能性もありそうです。
コンサルタントという肩書きですが、一連の事件への関与を見ると政治家や官僚に収賄などを斡旋する闇の顔も噂されています。
谷口浩司の妻が暴露
谷口浩司容疑者には妻がおり、現在は乳がんを患って治療中とのことです。
妻はブログで自身の知っていることを公開しており、その中で佐野太の一家とは家族ぐるみの付き合いだったことが公表されています。
そして佐野太容疑者の息子さんが裏口入学をした問題についても言及。
2018年の受験では、東京医科大学を含めて7校受験しているそうです。
その受験した学校は以下の通り。
- 1月25日 帝京大学 医学部(65)
- 1月28日 北里大学 医学部(68.5)
- 1月31日 東邦大学 医学部(69)
- 2月 2日 東海大学 医学部(68.5)
- 2月 3日 東京医科大学 (69)
- 2月 5日 東京慈恵医科大 (74)
この内一次試験の成績は7戦6勝。
第一志望だった昭和大学医学部だけ落ちたようです。
その後の二次試験では以下のような成績。
- 東京医科大学 二次試験合格
- 東海大学 医学部 二次試験合格
- 帝京大学 医学部 二次試験合格
他の大学でも合格が相次いでいることがわかります。
このデータが何を意味するのでしょうか?
すでに東京医科大学では補欠合格だった佐野太容疑者の息子に10点を加点して合格させたと報じられています。
このデータを信用するならば佐野太の息子さんは実力で合格したとも考えられますが、今後どのように進展していくのか注目です。
林芳正文科相が謝罪
https://twitter.com/B1I636JLVnY7y6n/status/1022338520671834113
相次ぐ官僚の逮捕に文部科学省のトップ林芳正氏も謝罪のコメントを出しております。
「逮捕されたことは報道で承知している。現職の逮捕は誠に遺憾だ。捜査に全面的に協力したい」
「信頼回復は難しい状況だ。地道に一つ一つ回復していく努力を続けたい」
「まずはこの事態にしっかりと対応していくことが大事だ」
引用:産経新聞
ネット上の反応
▶朝日新聞に比べたらまだマシな方でしょ
▶正直驚きません。
次はどなたが逮捕されるのかなぁ~
ぐらいの感覚です。
>収賄の疑いで逮捕されたのは文部科学省の国際統括官、川端和明容疑者(57)で、東京の医療コンサルティング会社の元役員、谷口浩司容疑者(47)が贈賄の疑いで再逮捕
またこの谷口か…(¯―¯٥)https://t.co/cS5d6dNPHW
— まるつき (@hirosno) July 26, 2018
▶逃げ切り組の、佐川くんと柳瀬くんとの、この差は何?
▶バブルの頃の連中に媚び売らなきゃ出世できなかったのだろう。
結局真剣味の足らない幹部が業務を崩していった。
民間と変わらん。
おまえさんたちは自分たちで思ってるより、エリートではなかったのだ。
▶もちろん全員というわけじゃないんだろうが、これはもう文科省の体質でしょう。「気持ちが〜」って被害者ぶってる場合かね。
前川さんの貧困調査も中身がどうなのかは分かりませんが、お金って何処から出てたのかなと改めて思う。
▶前川氏のような人物がトップだった組織だけのことはあると思う
▶まだまだ沢山ありそうな話っぷりですね…
信頼回復は難しいですが、怪しい事案を洗いざらい率先して調査し、膿を出し切ったらどうでしょう?
▶大学の許認可に関する文科省の権益が絶大だからねぇ
そりゃどうしたって腐敗してしまうわな
▶回復も何も、元々政治家や官僚にそっち方面の信頼なんか無いだろ。
無いものは回復しようがない。
▶大丈夫、文科省をはじめ防衛省・国税庁・国交省等々の文章隠蔽やら改ざんでほとんどの国民は回復するほどの信頼なんて持ってないから(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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